About Us

本研究室は、コンピュータアーキテクチャおよび 高性能計算(High-Performance Computing)の中核技術を基盤とし、 人工知能(AI)モノのインターネット(IoT)ビッグデータ解析などの先端技術を融合させながら、産業と社会の発展、 そして文化遺産の継承に貢献することを目的としています。 近年では、AIと様々な応用分野を組み合わせた学際的研究を積極的に推進しています。 たとえば、古文書の修復異常検知4Dプリンティング時系列予測エッジコンピューティングによるスマート農業生体工学との融合など、多様な分野で実践的な研究を展開しています。 ハードウェアとソフトウェアの両面からアプローチし、システム設計から実装・応用まで一貫して取り組んでいます。

主な技術要素
ハードウェア:コンピュータアーキテクチャ、並列処理、FPGA、FPGA-DPU、組み込み(Raspberry pi, Jetson)
ソフトウェア:AI(深層学習)、機械学習、画像処理、ビックデータ解析技術、データベース
構成員
博士後期課程学生13名、博士前期課程学生16名、学部学生11名

Research Topics


AI + 高性能計算 (AIHPC)

本研究は、AI特に深層学習に適した高性能計算アーキテクチャを実現する。
深層学習をはじめ、AIは様々の分野で応用されている。 しかし、多くの演算を必要とするAIに対して、ハードウェア資源と速度はぼドルネックとなる。 我々は、AIモデルの冗長計算を削減し、FPGAなどを用いたAIの高性能化を図る。

AI + 文化遺産の整理と保護

本研究は、AI、画像処理、ビックデータ解析技術を用いて、文化遺産の整理、保護と継承に貢献する。
主に、AIと画像処理を用いて、甲骨字、拓本文字、くずし字などの古代文字の自動抽出と認識を実現する。 そして、ビックデータ解析技術を用いて、時空間データベースを作成し、古文献の整理と古代文献から潜在的な知識を抽出する。

AI + IoT (AIoT)

本研究は、時間・場所に問わずAIを実現し、安全・安心・快適な生活の実現に含め、様々な分野に貢献する。 詳細には、コンパクトな組み込み機器をエッジ端末となり、どこでも、いつでもデータの取得ができる。 また、端末が処理できる軽いプロセスを処理し、クラウトサーバーとエッジデバイスの両方を考慮したAIoTシステムを実現する。 それにより、AIに翼を与えて、物体検出・認識・異常の検出などをどこでも、いつでも実現できる。

AI + 産業

本研究は、様々な産業でのAI応用を実現する。

    ・AIとロボティクスを融合した食器自動回収
    ・AIを用いた薬包認識による介護現場の労働強度の緩和
    ・機械学習を用いたApathy病気診断支援
     など